1980-04-08 第91回国会 参議院 外務委員会 第5号
この席において、先方のゲレイロ大臣から、ブラジル側の移住者受け入れ国としての事情も変わったし、日本側もすでに移住者のレギュラリーな送出国でなくなったではありませんかと、したがって、この根幹をなしておりまするところの、昭和三十五年に調印され、三十八年から発効しております日伯移植民協定について、これをひとつ、アウト・オブ・デートになっている点の条項を更改して、アップデーティングにいたしましょうと、こういう
この席において、先方のゲレイロ大臣から、ブラジル側の移住者受け入れ国としての事情も変わったし、日本側もすでに移住者のレギュラリーな送出国でなくなったではありませんかと、したがって、この根幹をなしておりまするところの、昭和三十五年に調印され、三十八年から発効しております日伯移植民協定について、これをひとつ、アウト・オブ・デートになっている点の条項を更改して、アップデーティングにいたしましょうと、こういう
その中で一番多いのは、国名で言いますとアメリカ合衆国でございまして、ただいま御指摘のありました南米でございますが、現在及び将来にわたります日本の移住者受け入れ国といたしましては依然として南米が有望な地域だ、かように考えております。
についての基本的な考え方について内閣総理大臣から海外移住審議会に諮問が出されたわけでございますが、これはおととしの二月に諮問が出され、十二月に答申が政府に拠出されまして、移住そのものに対する考え方といたしましては、従来考えられていたような、単なる労働力の移動ではなくて、国民の個人個人が持っている潜在的能力を海外で伸ばしたいという希望者の志望を達成せしめ、その個人個人の幸福をはかるということがさらには移住者受け入れ国
ブラジルはわが国にとって最大の移住者受け入れ国でありまして、戦前は三十余年間に約十八万六千名が移住した実績があり、戦後においても、昭和二十七年に移住が再開されて以来、年々その数が増加し、昭和三十四年度は七千人をこえるという実情でありましたが、従来両国間には移住協定がなく、移住者に与えられるブラジルにおける待遇及び援助は、もっぱらブラジル政府の自発的、一方的措置にゆだねられていたものであります。
ブラジルは、わが国にとりましては最大の移住者受け入れ国でありまして、すでに戦前において十八万六千、戦後においても三万七千の移住者を出しております。
ブラジルは、わが国にとりまして最大の移住者受け入れ国でありまして、戦前は約三十年間に十八万六千人がブラジルへ移住いたし、戦後も、昭和二十七年に対伯移住が再開されて以来、昭和三十五年八月までに約三万七千人が渡伯いたしました。